2019/7/1 月曜日

玖珂支部が「河川環境美化活動」として、ボランティア清掃を行いました!

Filed under: 建設業協会 — admin @ 15:03:08

岩国市周東町を源として、玖珂盆地、周南市熊毛地区、光市を流れる島田川。周辺の河川公園は桜の名所としても知られ、河口付近は様々な野鳥が飛来するなど広く市民に親しまれている河川ですが、平成30年7月豪雨の際には記録的な雨量により、堤防決壊や護岸崩落が発生。周辺地域に甚大な浸水被害をもたらしました

令和元年6月21日、山口県建設業協会玖珂支部は、山口県岩国土木建築事務所、岩国市農林建設課と協力して、島田川周辺の「河川環境美化活動」を行いました。
この活動は、島田川の河川環境の美化と、梅雨や台風など出水期の河川の氾濫から地域住民を守ることを目的に30年以上前から行っているもので、令和元年度は玖珂支部から10社36名、岩国土木建築事務所から18名、岩国市農林建設課から6名、総勢60名が参加しました。

当日は朝8時半に岩国土木建築事務所玖珂分室前に集合し、出発式が行われました。

はじめに、玖珂支部の西山泰弘支部長(西山建設(株)代表)(写真上:中央)から挨拶があり、「会員の皆様には、昨年7月の豪雨災害での応急復旧活動にご協力頂き感謝します。今回の活動も会員皆様と、岩国土木建築事務所の所長並びに職員の皆様、岩国市玖珂支所、周東支所の農林建設課の皆様にご協力して頂き実施することができました。水分補給をしっかりとしていただき、怪我のないように作業してください」と話されました。
続いて、岩国土木建築事務所の村岡和彦所長(写真上:右)から「昨年の豪雨災害では緊急対応大変ご苦労様でした。皆様のご協力のおかげで復旧工事も順調に進んでいます。今年も梅雨、台風シーズンとなり、まだまだ油断できませんので、一層気を引き締めて業務にあたっていただければと思います。島田川がふるさとの川として親しまれ、後世に残るような素晴らしい川になるよう、共に励みましょう」と挨拶がありました。
その後、林 忠克副支部長(周東建設(株)代表)(写真上:左)より、作業の内容や分担、諸注意、刈草・ゴミの処理について説明があり、岩国市玖珂町から周東町にかけて島田川周辺約10kmの範囲を、エリアに分かれて作業にあたりました。

協会のメンバーは、草刈り機、ガンゼキ、クマデ等の分担に分かれ、川土手に生い茂った雑草を刈り取り、次々にトラックに積み込んでいきました。

草が刈り取られ見晴らしがよくなると、足元に空き缶やペットボトルなどが目立ち、ゴミの収集も併せて行いながら、5時間に渡って清掃活動を実施。2tトラック10往復分、およそ5tの刈草とその他のごみを回収しました。

西山支部長(写真上:左)と林副支部長(写真上:右)のお二人にお話を伺うと、「この清掃活動のほかにも、河川のパトロールを年3回定期的に行っています。昨年の豪雨災害を受け護岸の弱くなっている地域があるため、今年はその箇所を特に念入りにチェックしていきます」とのこと。
平成30年7月豪雨の際は、7月5日から8日にかけて断続的に激しい雨が降り、玖珂では490mmを観測。河川の氾濫や土砂災害等が発生し、玖珂支部では昼夜を問わず応急・復旧活動に尽力しました。
「会員企業の中にも被災した社員がいましたが、地元の企業なので、地域のために積極的に出動してくれました。今後もパトロールなどの活動を通じて地域の安全を見守り、有事の際には協会員同士の連携とフットワークを活かして、迅速に対応していきたい」と西山支部長。地域の人々の暮らしを支える誇りと責任が感じられる力強い言葉でした。

清掃やパトロールなど地域に根ざした活動一つひとつが、地域住民の安全・安心の確保につながっています。
作業に参加された皆さん、本当にお疲れ様でした。

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Repair of the amalgamator for a bathroom.

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