2021/11/16 火曜日

11月2日開催「やまぐち建設産業魅力発見フェア」が開催されました!

Filed under: 建設業協会 — admin @ 8:59:10

令和3年11月2日、山口市名田島の山口南総合センターにて「やまぐち建設産業魅力発見フェア」が開催されました。
(主催/山口県、共催/山口県地域を支える建設産業担い手確保・育成協議会、後援/山口県教育委員会、山口県技能士会連合会)

このフェアは建設産業の担い手確保対策の一環として、土木建築を学ぶ高校生を対象に建設産業のさまざまな魅力を紹介する体験型のイベントです。
昨年度は新型コロナウイルス感染拡大の影響で中止となりましたが、今年度は感染防止対策を施し、5度目の開催を迎えることができました。

今回参加したのは、岩国工業高等学校1年生35名、徳山商工高等学校2・3年生38名、田布施農工高等学校2年生29名、山口農業高等学校2年生18名、下関工科高等学校2年生35名の5校合計155名。


とび工業や鉄筋工業、住宅建設、瓦工事業など九つの団体が設置した「体験エリア」で、足場体験や鉄筋の結束体験、大工体験や瓦葺体験等、建設業の技術や技能を職人に教わりながら体験するとともに、建設企業28社が設けた個別ブースで、仕事のやりがいや待遇などの企業から紹介を受けました。

本協会は、重機ラジコンの操縦や建設現場を3Dで見られるVR体験コーナーを設置。
本協会作成の「広報誌ピラー」の配布も行い、建設業をPRしました。

体験した徳山商工2年の山縣さん(写真上:左)と御園生さん(写真上:右)に感想を聞くと「VR体験では普段見られない場所も間近に見ることができて感動した。将来は道路をつくる仕事に関わって暮らしを支えたい」「ラジコンの操縦が楽しくて夢中になりました。祖父も建設業に携わっているので、自分も道路や橋をつくる仕事をしたい」と話してくれました。

企業ブースに出展した井森工業(株)総務部・福田 憲史次長は「テレビCMなどで大手建設会社の広告はあっても、地元企業を知る機会はなかなかない。こういったイベントで内容や待遇を伝えることで、先生や生徒との信頼関係を築きながら、地元企業の良さを知ってもらい、就職時の選択肢のひとつとなればと出展しています。担い手不足が年々深刻化しているなか、地域の守り手として防災・減災に対応していくためにも、積極的に若い世代の人材確保に取り組んでいきたい」と話されていました。

屋外エリアでは、高所作業車の乗車体験や、ドローン測量の実演、ICT建機など最新技術を使用した施工の紹介、左官に教わりながらの壁塗り体験も行われ、晴れ渡った秋空の下、好奇心に満ち意欲的に取り組む生徒たちの姿が見られました。このイベントに参加した生徒のみなさんが、ものづくりへの関心を高め、建設業を志す人材として育ってくれることを願っています。

Repair of the amalgamator for a bathroom.

HTML convert time: 0.137 sec. Powered by WordPress ME