2022/6/20 月曜日

令和4年6月7日開催!「やまぐち建設産業魅力発見フェア」

Filed under: 建設業協会 — admin @ 9:10:52

令和4年6月7日、山口きらら博記念公園にて「やまぐち建設産業魅力発見フェア」が開催されました(主催/山口県、共催/山口県地域を支える建設産業担い手確保・育成協議会、後援/山口県教育委員会、山口県技能士会連合会)。

このイベントは高校生を対象に、技術・技能の体験や県内企業の紹介等を通じて建設産業への理解を深めてもらい、将来の担い手確保につなげることを目的に行われています。
今回は、岩国工業高校田布施農工高校徳山商工高校高川学園高校山口農業高校宇部西高校下関工科高校の7校およそ240名の生徒が参加。

鉄筋工やとび工、瓦工、管工、電業など10の団体・企業の技術を体験できる「技術・技能体験エリア」と、県内企業33社と自治体の個別ブースで仕事内容や業界の説明を受ける「建設企業交流エリア」をまわり、建設産業への理解を深めました。また、屋外ではICT建機の自動制御運転や測量用ドローンの実演も行われ、建設業界の先端技術についても紹介を受けました。

本協会は、重機ラジコンの操縦や建設現場を仮想空間で見られるVR体験コーナーを設置。本協会作成の「広報誌ピラー」の配布等も行い、建設業の魅力をPRしました。

使用したVR映像では瀬戸大橋のケーブル上を進むなど迫力のある空間を疑似体験でき、生徒たちは上下左右に視線を移しながら、目の前に広がる景色に声を上げていました。

「技術・技能体験エリア」では他に、小型の家を組み立てていく木組み体験やかんな削り、鉄筋の結束や壁をコテで塗る左官体験など、職人の技能が光る体験コーナーや、とびの足場や高所作業車の乗車など「高さ」を体感できるコーナーなどがあり、生徒の皆さんは興味津々といった様子で、楽しそうに作業体験を行っていました。

また、「建設企業交流エリア」では、さまざまな業務内容のほか、やりがい、待遇など、実際に働く上でのリアルな話を直接担当者から聞く機会となり、生徒からも質問が出るなど積極的に参加する姿が見られました。

徳山商工2年の満田日和さん(写真上・左)「VRは見える景色がリアルで驚きました。今日のイベントでは、鉄筋を大きなカッターで切るときのコツや瓦がどうやって固定されているかなど、たくさんのことを知ることができ、とても勉強になりました」と話してくれました。
また、同校2年の石川悟也さん(写真上・右)「初めてのVR体験でしたが、実際に自分がそこにいるような感覚でした。ICT建機の実演も興味深く、建設業もさまざまな技術が進んでいるんだなと思いました。進路はまだ決まっていないですが、作られたものの維持、メンテナンスに興味があります」と話してくれました。

企業ブースに出展された住吉運輸(株)総務部・今井 崇史部長(写真上・左)住吉工業(株)総務部・荒井 徹課長(写真上・右)のお二人にお話を伺うと「若い世代に建設業の魅力を知ってもらうため、日頃から出前授業なども積極的に行っています。当社としては社屋の建て替えを期に、リモート会議の推進や、社員が自由な場所で仕事ができるフリーアドレス制の実施など働き方改革を進めるとともに、会社にいながら現場の機器を動かす遠隔操作技術の導入に取り組んでおり、若者や女性も働きやすい職場となるよう、時代に即した変化を取り入れています。ぜひ多くの学生に興味を持ってもらえれば」と話されていました。

このイベントを通して、さまざまな角度から建設業の魅力と新たな可能性を感じてもらい、高校生の入職の一助となることを願っています。

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